認知症の高齢女性をだまし、アパートの部屋の購入契約を結ばせたとして逮捕された男4人が、女性に別の物件も契約させていたとして再逮捕されました。4人の関係先からは、高齢者およそ9万人分の名簿が押収されています。

準詐欺の疑いで再逮捕されたのは山崎和馬容疑者(41)ら4人で、去年6月、都内の認知症の80代の女性に、相模原市にあるアパートの一室を購入する契約を結ばせ、現金3400万円をだまし取った疑いが持たれています。

警視庁によりますと、4人は自分たちで購入した部屋を10倍以上の価格で女性に販売していたということです。

関係先からは、▼高齢者およそ9万人分の名簿や、▼「一人暮らしかどうかや資産状況を詳しく聞く」などと書かれた「詐欺マニュアル」が押収されたということです。

警視庁は、4人が高齢者らおよそ50人と不動産契約を結んでいたとみて調べています。

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