当選すれば1万円で1万3000円分の買い物ができる、名古屋市のプレミアム付き商品券で、身に覚えのない当選や実在しない人の当選など、市に対し18件の相談が寄せられていることがわかりました。

地域経済の活性化を目的としている名古屋市のプレミアム付き商品券は、5月17日まで応募を受け付けていて、先週から当選者へのハガキの発送が始まっていました。しかし、名古屋市によりますと先週からハガキに記載されている電話番号が違っている例や、応募していない当選ハガキが今は住んでいない実家に旧姓で届いた例、それに亡くなった妹の名前でハガキが届いたなどの相談が、6月25日までに18件寄せられたということです。

プレミアム付き商品券事業の運営は、複数の民間企業に委託していて、当選した人が実在するかどうかは市が住民基本台帳を使って確認作業をしていました。

名古屋市は「個人情報の流出によるものとは考えていない」と話したしたうえで、詳しい状況や原因を調べています。

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