東京都知事選に立候補している前参院議員の蓮舫氏(56)の選挙事務所に「ナイフでめった刺しにして殺す」などと殺害を予告するファクスが届いていたことが24日、警視庁赤坂署への取材で分かった。蓮舫氏の代理人弁護士が23日に被害届を提出し、署が脅迫容疑で捜査している。

◆「硫酸」「爆薬」とも 赤坂署で捜査中

 赤坂署などによると、東京都港区にある蓮舫氏の選挙事務所に23日午前、「硫酸を手に入れた。立憲民主党の議員と家族にアタックする」「蓮舫はナイフでめった刺しにして殺す」「爆薬を仕掛けて6月24日に爆破する」などと書かれたファクス1枚が届いた。都知事選に関する記載はなかったという。  同様のファクスは23日午前、蓮舫氏が都知事選に出馬するまで所属していた立憲民主党の東京都連(千代田区)にも届いたという。  蓮舫氏の選挙事務所は24日、「選挙という民主主義の根幹をなすものに対する挑戦であり、決して容認できません」とのコメントを発表した。 

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