22日、日本航空の旅客機がエンジントラブルで青森空港に引き返した件について、国土交通省は「現時点では重大インシデントに当たらない」との見解を示しています。

長野耀聖記者
「青森空港に引き返した日本航空の機体は、きょうもエプロンの端の方に駐機したままとなっています」

22日、青森発大阪行きの日本航空2154便は、離陸後にエンジントラブルが発生したとして、青森空港に引き返しました。

日本航空などによりますと、着陸後に機体を調べたところ、エンジンの内部に損傷があったことが確認されました。

エンジンの交換など整備作業が行われるため、機体の復旧には数日かかる見通しですが、定期便の運航ついては別の機材を運用しているため、便数を減らすなどの影響はないということです。

一方、国土交通省は日本航空からの報告を受けて、イレギュラー運航ではあったものの、現時点で深刻な事故につながる恐れのある「重大インシデント」には該当しないとしています。

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