青森県内では、各地でクマの目撃が続いています。本格的な夏の登山シーズンを迎えることから、自治体では十分に注意するよう呼びかけています。

クマの撮影者
「おおお…。まじかよ…クマ…」

むつ市川内町の川内ダム管理事務所近くで、23日に撮影された動画。

車に驚いたのでしょうか。来た道を戻って、落石などを防ぐ設備をよじ登っていきます。ツキノワグマの子どもと見られます。

クマの撮影者
「母グマは…?やっば…」

動画を撮影した人によりますと、クマはこのあと斜面を登って、山の中に逃げていったということです。

こうしたクマの目撃などが、県内ではこの数日続いていて、先週金曜日の21日に、青森市の八甲田山中でタケノコ採りの女性がクマに襲われて大けがをしていますが、その翌日の22日には、ここから数km離れた場所で、女性がクマに追いかけられ、持ち物の「おにぎり」を奪われる被害も起きています。

青森市では、今年度クマの目撃が49件寄せられていて、昨年度の56件を超えるペースとなっています。

市では、本格的な夏山シーズンを迎えることから、目撃情報があった場所にはできるだけ近寄らないよう注意を呼びかけています。

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