6月に行われた将棋の叡王戦最終局で舞台となった甲府市の常磐ホテルには熱戦の余韻が残っています。
注目は棋士2人が食べた昼食いわゆる「勝負めし」です!

西垣友香キャスター:
「まさに“決着の常磐ホテル”となりました!対局後も熱く盛り上がっています!」

6月20日の将棋の叡王戦。

2勝同士で迎えた最終局の舞台は甲府市の常磐ホテルでした。

熱戦の末、藤井聡太七冠が初めてタイトルを失い伊藤匠新叡王が誕生しました。

西垣キャスター:
「今回の対局で注目されたのが『勝負めし』!特に新叡王となった伊藤さんが食べたカレーライスは大人気です」

伊藤叡王が頼んだのは常磐ホテルの定番「カレーライス」にフルーツがついた特別メニューです。

西垣キャスター:
「最初はほんのり甘みがありコクの深さがあるのですが、後からピリッとしたスパイシーさが追いかけてきますね!このカレーのようにピリッとした一手を指したのでは?」

常磐ホテル 小沢行広営業部長:
「さすがぁ・・・」

カレーの注文数は対局前と比べると2倍に増えたそうで、人気を博しています。


デザートには山梨県南アルプス市産のスモモ「貴陽」や県産の巨峰が用意されました。

西垣キャスター:
「瑞々しい!甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。伊藤さん、”器用”な将棋をしたんですかね?」

常磐ホテル 小沢行広営業部長:
「参りました・・・」




一方、藤井七冠は「天ぷらそば御膳」。

海老の天ぷらを増やし、いなり寿司を一口サイズにするなどこちらも特別メニューでした。

一方ホテルの2階にある展示コーナーには新たな歴史が刻まれました。

伊藤叡王が書いた「孤高」です。

隣には5年前に訪れた藤井七冠の色紙もあります。

常磐ホテル 小沢行広営業部長:
「両者が並び立つことによってこれからの将棋界が若い2人によってライバル対決どんどん盛り上がっていくのでは」

今回、常磐ホテルは将棋界の歴史に残る対局の大役を務めきりました。

常磐ホテル 小沢行広営業部長:
「(対局を)見た子どもたちが頑張って棋士を目指していただけたら私たちも幸せです」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。