世界初公開となる巨大なサイの復元標本や世界各国で発見された貴重な化石などを集めた注目の展覧会が25日に新潟市の県立万代島美術館で始まります。

25日に県立万代島美術館で始まるのは『化石ハンター展』です。
関係者を招いて内覧会が開かれました。

『化石ハンター』とは世界中で貴重な化石を発掘・研究してきた古生物学者のこと。

会場では過去100年間に化石ハンターたちが「中央アジア」で発見した恐竜や大型哺乳類などの標本を数々の研究成果とともに展示、紹介しています。

ひと際目を引くのが、アジア最大級の肉食恐竜「タルボサウルス」。全長はおよそ6メートルで、その大きさは迫力満点です。

こちらは世界初公開。500万年前にチベット高原に生息していたという超大型獣「チベット ケサイ」の復元標本です。

生体復元モデルも並べて展示してあり、哺乳類の進化の秘密に迫っています。
今回の『化石ハンター』展は、世界的な博物学者で化石ハンターの『ロイ・チャップマン・アンドリュース』がゴビ砂漠への探検から100年を迎えることを記念して開催されています。

【国立科学博物館 冨田幸光 名誉研究員】「恐竜の好きな人、哺乳類の化石が好きな人、氷河時代に生きていた動物 たち、いろいろなものがいますので、それぞれ興味あるところを見てもらえれば」

「化石ハンター展」は25日から9月23日まで県立万代島美術館で開催されています。

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