新潟県新発田市で電気工事などを請け負っていた『GATTO』が、6月12日に新潟地方裁判所新発田支部から破産開始決定を受けていたことがわかりました。
偏った受注体制による販売不振が直接の原因とみられています。
負債総額は約7000万円です。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、新発田市日渡の『GATTO』は、2011年の設立以来、家電量販店からの電気工事や家電工事の依頼によるエアコンの設置やアンテナ工事などを手掛けて実績を上げ、2021年4月には約7000万円の売上高を計上したほか、2022年と2023年の4月にはそれぞれ1億円以上の売上高を計上するなど、右肩上がりの成長を見せていました。

しかし一方で他からの受注機会を得ることが叶わず、その後、主だった顧客であるこの家電量販店1社からの受注が得られない状況になったために仕事も激減し、今後の事業継続が困難になったと判断した模様です。

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