将来教師を目指す中学生が、実際に小学校で児童に教える体験をしました。

長野県佐久市内の3つの小学校で教師の仕事の体験学習を行ったのは、浅間中学校の2年生と3年生9人です。

佐久平浅間小学校で3年生のクラスを受け持った中学3年生の2人。

実際に教壇に立ち、少し緊張しながらも、漢字の読み方や書き順を教えたり、児童の絵を見て回りながらアドバイスをしたり、積極的に児童と交流していました。

浅間中では探究的学習の一環で、生徒たちが自分の興味や関心のあることを学び、学校で発表などを行っています。

教師を目指す生徒たちは、担当するクラスで朝の会から帰りの会まで、学校の1日を体験しました。

遠藤大翔(ひろと)さん:
「教える立場は、どんなことを工夫して生徒に教えたりしているのかが気になったからです。普通に会社員になった時にも、後輩に教える時に役立てられるかなと思って」
山口穂高(ほたか)さん:
「僕自身こどもと接するのが大好きなので、大変な職業だと思うんですけど、(きょうの経験を)将来にいかしたいなと思います」

浅間中学校では、教師を目指す人が少なくなる中、少しでもこの仕事に興味をもってもらえればと話していました。

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