元日の能登半島地震で発生した大規模な土砂崩れにより、住民の行方が分からないままとなっている石川県輪島市で、きょうから捜索が再開されました。

輪島市市ノ瀬町では崩れた土砂に住宅が巻き込まれ、垣地英次さん(56)の行方が今も分かっていません。

2次災害のおそれがあるとして、3月5日から捜索が中断されていましたが、対策工事が進んだため活動が再開されました。

きょうは、警察を中心に40人余りが重機を使って土砂を取り除く作業にあたりました。

英次さんの兄・垣地弘明さん
「弟の姿を見ていないのは、1月1日から変わらないので、あとはじっと待つだけ」

輪島市内ではこのほか、2人の行方が分かっていません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。