広島市中区の平和大通りで23日、街路樹が倒れているのが見つかりました。けが人は、いませんでした。

23日午後3時ごろ、広島市中区の平和大通りの緑地帯で通行人から「木が倒れている」と警察に通報がありました。

広島市によりますと、倒れた木はマメ科のアメリカサイカチ1本で、高さ10メートル、太さは2メートルあまりで、樹齢は70年程度だということです。けが人は、いませんでした。倒れた原因について市では「大雨の影響で地盤が緩んだため」などとしています。

24日は、樹木の撤去作業が行われました。

平和大通りでは去年、倒木が相次いだため、通り沿いにある全ての樹木1700本余りを点検し、今回、倒れた樹木は、「健全ではないが、直ちに伐採する必要はない」と判断されていました。

広島市では他の樹木についても経過観察を続けるほか、全ての樹木の点検は当初の予定通り、9月ごろに実施するとしています。

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