大阪・北新地のバーで起きた昏睡強盗事件で、被害者の男性は「ハイボール2杯を飲んでから記憶がない」と話していることがわかりました。

 北新地のバー「Monica」の経営者で中国籍の董春雨容疑者(40)ら女5人は今年4月、客の男性(40代)に酒を飲ませて昏睡状態にして現金やクレジットカードを奪った昏睡強盗の疑いなどがもたれています。

 警察によりますと、男性は「ハイボール2杯を飲んでから記憶がない」と話していて、呼気からは1リットル当たり約1ミリグラムと高い濃度のアルコールが検出されたということです。

 男性は別の店で飲食後に1人で歩いていたところ、強引な客引きにあい入店。董容疑者らは3時間後の午前4時ごろ、バーが入るビルの廊下に昏睡した男性を放置した疑いでも逮捕されています。

 系列のバーも含めると2年間で約60件の被害相談が寄せられていて、警戒していた警察官が放置された男性を見つけたということです。

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