前線や低気圧の影響で、23日は、西日本から東日本にかけての広い範囲で、雨となっています。
天気図を見ると、日本の周りには低気圧が5つ、予想図には6つも出現しています。
その影響はないのか、気象台に聞いてみました。
23日正午の天気図。
華中からのびた前線は、朝鮮半島の南を通って日本海の低気圧へと続き、さらに日本列島から東の海上へとのびています。
前線上の低気圧のほかにも、周辺には低気圧が2つ、東の海上にも2つの低気圧があり、あわせて5個が並んでいます。
さらに午後9時の予想図には1つ増えて6個の低気圧が出現。
気象台に聞いてみたところ、「雨を降らせるのは前線上の低気圧」で、周辺の低気圧は雨にはあまり影響がないとのこと。
夜の予想図をみると、日本の前線付近の4つはいずれも996ヘクトパスカル。
気圧が低い場所が複数ある状況は特別珍しいわけではなく、天気図に「かかない人もいる」のだそうです。
肝心の前線を伴った低気圧は、日本の東へと進んでいきますが、引き続き前線が東日本から西日本にかけてのびているため、あす朝にかけて、各地で大雨が予想されています。
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