今年4月、海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に墜落し8人が亡くなった事故で、事故機のうち1機が所属していた長崎県の大村航空基地で22日、葬送式が営まれました。

墜落した海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター(視聴者提供)

この事故は今年4月、伊豆諸島の東の海域で海上自衛隊のヘリコプター同士が衝突し墜落したもので、搭乗していた隊員8人のうち1人が死亡、行方が分かっていない7人も死亡と判断されています。

大村航空基地(22日)

8人のうち4人が所属していた長崎県の大村駐屯地では22日、葬送式が営まれ、木原稔防衛大臣や大石賢吾長崎県知事をはじめ関係者約610人が参列。

大村航空基地(22日)

式では、酒井良海上幕僚長が「君達は、ここ大村におきまして旺盛な責任感をもって誠実に、そしてひたむきに、職務を遂行され、海上自衛隊航空部隊の任務遂行に大きく貢献されました。
我々は、君たちの尊い犠牲を決して忘れません。そして、君たちが命に代えて守ろうとした、日本、日本国民、ご家族、そして仲間達への思いを、私たちは守り抜く所存です。
私たちは、君達の志を受け継ぐべく海上防衛の任務を全うすることをここに堅く誓います」と弔辞を述べました。

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