22日午前、福岡県築上町で、急病人の元に向かっていた救急車が崖から転落しました。

救急車に乗っていた救急隊員が足にけがをしています。

京築広域圏消防本部によりますと、22日午前10時ごろ、築上町小山田に住む90代の女性から「喘息発作で息苦しい」と消防に通報がありました。

出動した消防車は、急斜面で右折できなかったことから後退したところ、タイヤが滑り後退をはじめ、崖から約2メートル転落したということです。

この事故で、救急車に乗車していた救急隊員1人が左ひざを打撲しました。

90代の女性は、10分遅れで到着した別の救急隊により病院に運ばれ、命に別条はなかったということです。

京築広域消防本部は「事故原因等が判明次第、再発防止のため、職員への指導を徹底したい」とコメントしています。

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