梅雨前線の影響で、長崎県内は、24日にかけて再び大雨となるおそれがあり、長崎地方気象台が、土砂災害への警戒をよびかけています。

22日午前10時までの72時間に140ミリを超える雨が降った長崎市では、戸町4丁目の切通バス停付近国道499号沿いののり面の土砂が、21日夜から22日早朝までの間に、縦70~80センチ・幅2メートルにわたって崩れ落ち、土砂の一部が国道上に流れ込みました。

長崎県によりますと、けが人はおらず、現場の復旧や被害拡大防止のための作業が行われていて、付近の国道およそ100メートルが片側交互通行となっています。

交通規制は22日夕方まで続く見通しです。

長崎地方気象台によりますと、長崎県内は、24日にかけて再び大気の状態が不安定となり、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や、激しい雨が降る所がある見込みです。

23日正午までに予想される24時間降水量は、多い所で南部・北部・五島で180ミリ、その後24日正午までに予想される24時間降水量は多い所で南部・北部・五島で150ミリとなっています。

長崎地方気象台は、今後の気象情報に留意し、土砂災害に警戒するとともに、河川の増水などに注意するよう呼びかけています。

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