先ほど、中国地方で「梅雨入り」が発表されました。これからあさってにかけて大雨となる見込みで、気象台は土砂災害に警戒を呼びかけています。

広島市中区 6月22日午前9時半ごろ

きょうの広島市中心部は朝からどんよりとした曇り空が広がっています。

午前11時、広島地方気象台は、「中国地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。この先、1週間は梅雨前線の影響を受けやすく曇りや雨の日が多く予想されているためです。

ことしの中国地方の梅雨入りは記録的に遅くなりました。平年より16日遅く、去年より24日遅くなっていて、気象庁が統計を開始した1951年以降で3番目に遅くなっています。

梅雨入り早々「警報級の大雨」に 土砂災害などに警戒を

ひまわり衛星画像(可視画像・6月22日午前9時)

中国地方は、梅雨入り早々大雨となる見込みです。
これからあすにかけて断続的に局地的に雷を伴った激しい雨となり、特に広島県や島根県ではあすは「警報級の大雨」となるでしょう。

予想される雨量はいずれも多い所で、
▼あす日曜朝までの24時間   
  山陽・山陰120ミリ
▼あさって月曜朝までの24時間
  山陽・山陰150ミリ
となっています。

気象台は土砂災害に警戒するとともに浸水や河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

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