大阪・北新地のバーで客に酒を飲ませて昏睡させ現金を奪ったなどとして中国籍の経営者の女ら5人が逮捕されました。被害総額は2000万円以上にのぼるとみられます。

 昏睡強盗と保護責任者遺棄などの疑いで逮捕されたのは北新地のバー「Monica」の経営者で中国籍の薫春雨容疑者(40)と従業員の女4人の計5人です。

 捜査関係者によりますと、薫容疑者らは今年4月、店に来た客の40代男性に酒を飲ませて昏睡させ財布から現金約6万円を奪ったうえ、男性のクレジットカードを勝手に使用し約8万円をだまし取った疑いなどがもたれています。

 「Monica」や系列のバーを巡っては、「記憶にないカード決済がある」などとする警察への被害相談がおととしの7月以降約2年間でおよそ60件寄せられており被害総額は2000万円以上にのぼるとみられています。

 店には客引きで連れ込んでいたとみられ、警察が実態解明を進めています。

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