北海道の室蘭市長は、西日本のPCB廃棄物を室蘭の施設で処理してほしいという環境省の要請を受け入れる方針を明らかにしました。

環境省は、有害物質のPCB廃棄物の処理について、今年度で処理事業が終わる西日本で新たな廃棄物が見つかった場合、2025年度末まで室蘭市内の処理施設で受け入れるよう市に要請しています。

21日、室蘭市の青山市長は議員協議会で環境産業への財政支援などの条件付きで要請を受け入れる方針を明らかにしました。

室蘭市 青山剛市長
「処理期限内で再延長はないというようなことなど総合的に考える中で、今回の受け入れは妥当だという判断」

青山市長は、7月、環境大臣に受け入れ条件を提示する予定です。

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