家庭で消費する物やサービスの値動きを見る消費者物価指数についてです。5月の仙台市の生鮮食品を除いた指数は109.7と2か月連続で全国の主要都市の中で最も高くなりました。

総務省によりますと、変動の大きい生鮮食品を除いた仙台市の消費者物価指数は2020年4月を100とした場合、5月は109.7となり、2か月連続で全国の主要都市の中で最も高くなりました。

また、去年5月より3.4%上昇していて、前の年の同じ月を上回るのは2年11か月連続となりました。総務省は、食料品や宿泊料を含む教養娯楽などの全国的な価格上昇が上昇率を押し上げていると分析しています。

5月の仙台市の消費者物価指数について、品目別の上昇率です。

食料品では、「果物」が16.3%、「野菜・海藻(かいそう)」が11.1%のほか、せんべいやプリンなどの「菓子類」が8.5%、パンや小麦粉などの「穀類」が6.2%などとなっています。
また、食料品以外では「電気代」が19.7%、照明器具やカーテンなどの「室内装備品」が16.7%、食器類や台所用品などの「家事雑貨」が7.9%などとなっています。

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