梅雨前線の影響で、長崎県内では20日、各地で降り始めからの雨量が150ミリを超え長崎市ではがけ崩れが相次ぎました。

長崎市では20日夕方ごろから雨脚が強まり、降り始めからの雨の量が137ミリを超えました。

松尾京香記者:
「長崎市西町のがけ崩れ現場です。民家のそばの《のり面》が崩れ、土砂やコンクリートの塀が流れ落ちています」

長崎市西町では20日午後6時ごろ、民家裏の崖が高さ約10メートル、幅約10メートルにわたって崩れました。

崖下の住民:
「帰ってきたら壊れてた感じですね。誰もいない状態。台所の方に岩が入ってガラスが割れている」

けが人はいませんでしたが、付近の3世帯5人が自主避難しているということです。

また、長崎市上小島でも民家裏のがけが高さ約7メートル、幅約10メートルにわたって崩れているのが確認されました。

気象台によりますと、22日の長崎県内は雷を伴った激しい雨が降る見込みで、今後の気象情報に注意を呼びかけています。

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