特殊詐欺の被害金約2億5000万円を引き出したとみられる男が逮捕されました。警察は「プロの出し子」とみています。

 電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕されたのは、名前・年齢・住所などがわからない男です。男は「山下勉と呼んで下さい」と話していますが、警察は偽名とみています。

 警察によりますと、男は今年4月、愛媛県と静岡県の男性2人に還付金名目で振り込ませた約150万円を大阪市内のATMから引き出した疑いが持たれています。

 警察は男の認否を明らかにしていませんが、去年12月からの半年間で、2億5000万円以上を不正に引き出していたとみられ、このうち2000万円以上を報酬として得ていたことから「プロの出し子」とみて調べています。

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