昨年度の赤字額が、想定の倍以上となる6億5000万円にのぼった札幌ドームが、株主総会を開き、決算を報告しました。

株主総会は午前11時から札幌市内のホテルで開かれました。

札幌ドームの昨年度の総来場者数は、前年度よりおよそ38%少ない109万4000人で、売上高は17億400万円減の12億7100万円、最終的な赤字額は6億5100万円に上りました。

札幌ドームは、赤字拡大の理由について、ファイターズ移転に伴う“イベント利用日数”や“広告販売数”の減少のほか、単価の高いコンサートの開催が減ったことなどをあげています。

今後は、コンサドーレ札幌との連携強化や多様なイベントを開催するなどして経営改善を図りたい考えです。

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