気軽に体を動かし汗を流すフィットネスジムやクラブの流行が続く中、各地で様々な業態の施設が次々にオープンしています。人気の秘密を探りました。

ライザップが展開する無人運営のジム「チョコザップ」。大分県内に去年7月に初出店し、現在8店舗にまで拡大しています。

(ライザップグループ広報部・小林拓輝さん)「簡単・便利・楽しいというコンセプトで24時間運営している無人のコンビニジムで、これまでジムに通ったことがない人や通ってきたけど続かなかった人をターゲットにしている」

施設内は30坪から40坪ほどのコンパクトな空間に、筋トレや有酸素運動用のマシンが一通り揃っています。

(利用客)「オフィスが近くて昼休みに来てやっているので、気軽に来て軽く運動できるのがいい」

トレーニングのほか、セルフエステや歯のホワイトニングなども利用でき、月額3278円で使い放題なのも人気の秘訣です。

(ライザップグループ広報部・小林拓輝さん)「体が痩せる、筋肉がつくといった意味での健康だけではなく、自分にとって少しでも楽しいことができる自分磨きにつながる行動をしてほしい」

経済産業省が発表した最新の調査では、国内全体のフィットネスクラブの売上高は29か月連続で増加しています。こうしたなか、トレーナーがマンツーマンで指導する「パーソナルジム」の需要も高まっています。

大分市にある「シャイン」は3年前のオープン時より利用客が3倍に伸びているといいます。個室空間で人目を気にすることなく利用できます。

通常の施設と比べて費用は高額ですが、1人1人に合わせたトレーニングや食事指導を行う点が評判を呼び、こちらでは半年後の継続率が9割にのぼるそうです。

(パーソナルジムシャイン・柿木悠さん)「ダイエットや健康促進、筋力をつけたい方に指導していけるように頑張っていきたい」

利用者それぞれのニーズやペースに合わせた施設が増えるフィットネス業界。健康志向を背景に人気は続きそうです。

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