国会では、立憲民主党が提出した岸田内閣に対する不信任決議案が自民・公明などの反対多数で否決されました。通常国会はきょう事実上、閉幕します。

立憲民主党 泉健太代表
「改革もできない、解散を求めてもできない総理であれば、退陣いただくべきではないでしょうか」

きのうの衆院本会議で、野党側は「岸田内閣の最大の問題点は、自民党の裏金問題を全く解決できていないことだ」と糾弾しました。

対する自民党は、野党が訴える政治改革は「実効性を無視したものだ」などと反論し、激しい批判の応酬となりました。

立憲が提出した内閣不信任案は、維新、共産、国民などが賛成しましたが、自民、公明などの反対多数で否決されました。

岸田総理
「引き続き、政治改革をはじめ、先送りできない課題に対し、全力で取り組んでいきたい」

通常国会は会期末の23日を前にきょう、事実上閉幕します。

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