きょう夕方、東京・千代田区の国会議事堂付近で財務省の車が歩行者の男性をはねて逃走し、横転する事故がありました。男性はその後、死亡し、警視庁が運転手の男を現行犯逮捕して、事故の状況を調べています。

きょう午後5時40分ごろ、東京・千代田区の国会議事堂付近の横断歩道で「音がした。歩行者が倒れている」と110番通報がありました。

警視庁によりますと、乗用車が横断歩道を歩いていた男性をはね、その後、横転したということです。

この事故で、はねられた東京・新宿区の団体職員・大野泰弘さん(67)が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

警視庁は、この車を運転していた東京・中央区の会社員・濃畑宣秀容疑者(55)をひき逃げなどの疑いで現行犯逮捕しました。

警視庁によりますと、濃畑容疑者は財務省が委託している運送会社の社員で、横転したのは財務省が所有する公用車だったということです。

濃畑容疑者は調べに対し、「パニックになった」と容疑を認めているということです。

警視庁は事故の詳しい状況を調べています。

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