政府の洋上風力発電事業をめぐる汚職事件で、受託収賄罪などで東京地検特捜部に逮捕・起訴された衆院議員の秋本真利被告(48)がきょう午後10時すぎ、東京拘置所から保釈されました。保釈保証金は2000万円です。

秋本被告は風力発電会社の前社長から国会質問を頼まれた見返りに、資金を無利息無担保で借りたり現金などで提供を受けたりして総額7200万円あまりの利益を得たとして受託収賄の罪で起訴されたほか、国から新型コロナの持続化給付金200万円をだましとった詐欺の罪でも起訴されています。

東京地裁はきょう午前、秋本被告の保釈を認める決定を出していて、検察側はこれを不服として準抗告しましたが、東京地裁が退けていました。

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