広島市は20日、南区大州2丁目の「大州学区集会所」の入り口付近で特定外来生物のセアカコケグモらしきクモ1匹が見つかったと発表しました。

19日午後7時頃、市民が発見し、翌20日に通報。環境省中国四国地方環境事務所が確認したところ、セアカゴケグモである可能性が極めて高いことが分かったということです。

広島市は、クモを殺処分するとともに、発見場所の集会所を確認しましたが、同様のクモは見つからなかったということです。

一方、12日、南区大州の別の場所でセアカコケグモとみられる2匹が見つかっていましたが、発見場所がガードレールと河川の間の茂みだったため、市の報道発表の基準を満たさず、報道発表を見送ったとしています。

広島市内でのセアカコケグモの確認例は今年に入って、南区大州でのこの2件です。

広島市は「セアカゴケグモのメスは毒を持っているため、発見した場合はむやみに触ったりせず、連絡してほしい。もしかまれた場合は、速やかに医療機関に相談してほしい」と呼びかけています。

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