箕面市議会の19日、6月議会の最終日で、大阪維新の会、所属の箕面市長から「万博行くなよ!出入り禁止や!」といったヤジ発言がありました。

箕面市議会事務局などによりますと、ヤジは万博へ児童生徒を招待する計画や、会場の安全性などについて質問していた共産党・名手宏樹市議の質問の最後のシーンでありました。

◆「出入り禁止や!」

名手市議が、「万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』です。命を救うことです。子どもたちを危険にさらさず、夢洲での万博会場への参加動員は中止すべきと主張して一般質問を終わります。」と話します。

その直後、箕面市の上島一彦市長の口から「万博行くなよ!」。さらに続けて「出入り禁止や!」との発言がありました。

これに対して名手市議は「行きません。問題発言!」と述べて、苦笑したような様子で質問を終えました。


◆大阪維新の代表吉村知事もかつて…

いわゆる『万博出禁発言』については、大阪維新の会の代表を務める大阪府の吉村知事が、維新の集会において、テレビ番組のコメンテーターを念頭に「禁止って言ったろうかな」と発言していましたが、その後撤回し、謝罪しました。

名手市議は、自身のブログに「『万博行くなよ!出入り禁止や!』のヤジ発言は、市議会の議会の場であり、許されるものではありません。不適切だったと認め、撤回し謝罪すべきです。」と記載しています。

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