新たに最高裁判事に就任した外交官出身の石兼公博氏(66)が17日、記者会見で、「外交官としての経験を踏まえ、どのような形で国民のお役に立てるか私なりの貢献のしかたを探っていきたい」と抱負を述べました。

石兼氏は山口県出身の66歳。1981年に東京大学法学部卒業後、外務省に入省し、2019年からは国連大使を務め、ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザ情勢などへの対応にあたりました。

石兼氏は最高裁判事に就任するにあたり、記者会見で「未経験の分野だが、個別具体の事案に真剣に取り組む」と述べました。

石兼氏は元イギリス大使で2021年から最高裁判事を務め、今月定年を迎えた長嶺安政氏(70)の後任にあたります。

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