将棋の藤井聡太八冠(21)が6月20日、「八冠」維持をかけて叡王戦五番勝負の最終局に臨んでいます。

(徳田早穂記者)
対局会場となっている、山梨県甲府市の常磐ホテル前です。藤井八冠と伊藤匠七段の対局が行なわれているこちらのホテルでは、訪れた人が「叡王戦第5局」と書かれた看板の前で写真を撮る姿が多く見られました。

振り駒で、藤井八冠の先手となった叡王戦の第5局は、20日午前9時から始まりました。

先に3勝した方がタイトルを獲得する叡王戦。

ここまで両者の対戦成績は2勝2敗のタイとなっていて、藤井八冠は負けると八冠の座から陥落する、最大のヤマ場を迎えています。

藤井八冠の地元、愛知県瀬戸市では…

(60代)
「(藤井八冠は)瀬戸を広めてくれるすごい方。気負わないで頑張ってください」
(70代)
「どうなるかな。頑張ってねと心の中で言っている」
(70代)
「いまはお互い五分五分だから、なんとかいい勝負をしてほしい」
(50代)
「七冠になったとしても、頑張っているから、どちらにしても応援したい。プレッシャーかからずに頑張ってほしい」
(20代)
「年が近いのに、藤井八冠本当にすごいなと。八冠を守れるかどうかがかかっているのでドキドキ」

藤井八冠が8つあるタイトルの独占を守るか、伊藤七段が初のタイトル獲得となるか。

叡王戦5番勝負の最終局は、20日夜には決着する見込みです。

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