今シーズン3回目となるイネの生育調査が20日、宮城県内一斉に行われ、大崎市の水田では依然として順調に生育が進んでいることが確認されました。

水稲の生育調査は、県内29か所の水田で行われました。このうち、大崎市古川のササニシキの水田では、県の職員が草丈や葉の枚数などを調べました。

その結果、いずれも平均で草丈は、34.8センチ、1平方メートルあたりの茎の数は、361.6本、また、葉の数は、8.6枚でした。いずれも過去5年の平均の値とほぼ変わらず順調に生育しているということです。

県大崎農業改良普及センター 大川茂範技術次長:
「いまのところかなり晴天が続いているため、イモチ病の心配もない。害虫についても目立った被害は報告されていない状況」

県は、今後、目標となる茎の数が確保できた水田では、一度、水を下ろして土を乾かせる「中干し」を行ってほしいと呼びかけています。

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