横浜市の旧大口病院で2016年、点滴に消毒液を入れて患者3人を殺害した罪などに問われ、1審で無期懲役を言い渡された元看護師に対し、東京高裁は先ほど、無期懲役の判決を言い渡しました。

元看護師の久保木愛弓被告(37)は2016年、横浜市の旧大口病院で入院患者の点滴に消毒液を入れて3人を殺害した罪などに問われています。

1審の横浜地裁は2021年、久保木被告に「完全責任能力はあった」と認めつつ、「死刑を選択するのは躊躇を感じざるを得ない」として無期懲役を言い渡しましたが、検察側・弁護側がそれぞれ判決を不服として控訴していました。

きょうの控訴審判決で、東京高裁は控訴を棄却し、1審判決と同じ無期懲役の判決を言い渡しました。

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