19年前に東京・三鷹市で起きた殺人事件で重要指名手配され、容疑者死亡のまま書類送検された上地恵栄容疑者について、東京地検立川支部は18日付で不起訴としました。

不起訴処分となったのは、元暴力団組員で、事件当時は49歳だった上地恵栄容疑者です。

上地容疑者は2005年11月、三鷹市上連雀のアパートで、この部屋に住む居酒屋の副店長・永野和男さん(53)の胸を包丁で刺すなどして殺害した疑いがもたれていて、警視庁が公開手配して行方を捜していました。

しかし、2006年3月に石川県加賀市の遊歩道付近で見つかった遺体が上地容疑者と特定され、警視庁が容疑者死亡のまま書類送検していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。