手りゅう弾を投げ爆発させ、建造物などを損壊させたとして、暴力団員の男2人が逮捕されました。

建造物損壊などの容疑で逮捕されたのは、広島県福山市の指定暴力団 六代目山口組 五代目山健組 傘下組織の会長の男(63)と、広島県福山市の解体業で、指定暴力団 六代目山口組 五代目山健組 傘下組織の組員の男(31)です。

警察によりますと、2人は共謀して4月18日午後10時10分ごろ、岡山県倉敷市玉島上成で、軽乗用車から60代の女性の家の駐車場に手りゅう弾を投げ爆発させ、家の壁や窓ガラス、また隣の家の玄関とカーポート、さらに別の2階建て共同住宅の窓ガラス、そのほかガス会社が所有するLPガスバルク貯槽保管庫を損壊するなどした疑いです。

この日、爆発音を聞いた付近の住民からの通報を受けた警察が、防犯カメラの映像などから2人の容疑を特定し、けさ(19日)逮捕したものです。警察は2人の認否を明らかにしていません。

警察によりますと、投げ入れたのは殺傷能力がある破片手榴弾で、この家には池田組の幹部が出入りしていたということです。警察は暴力団による組織的な犯行を視野に、捜査を進めています。

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