2023年5月、釣り客の男性がクマに襲われて死亡した北海道北部の幌加内町朱鞠内湖で、18日夜、湖畔のキャンプ場の自動監視カメラがクマの姿を捉え、利用者9人が避難しました。

 警察によりますと、クマの姿が撮影されたのは、朱鞠内湖キャンプ場で、キャンプ場が設置した監視カメラが、18日午後7時45分ごろ、クマ1頭の姿を撮影しました。

監視カメラは、動くものを感知すると、自動で静止画を撮影するもので、静止画が管理人のパソコンに自動送信され、管理人が警察に通報しました。

キャンプ場には当時、利用者6組、9人がいましたが、避難してけが人はいません。

19日朝、幌加内町がキャンプ場周辺の調査を行ったところ、約14センチの足跡が発見され、足跡はキャンプ場の対岸にある森へと続いていたということです。

クマの大きさなどはわかっていませんが、警察は警戒を続けています。

朱鞠内湖では、2023年5月、渡し船で湖の東側に渡り、1人で釣りをしていた54歳の男性がクマに襲われて死亡しています。

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