脱炭素の技術を研究するための新たな施設『中条共創の森 オープンイノベーションラボNOiL(ノイル)』が新潟県胎内市に誕生し、6月18日には花角知事らも出席した竣工式と内覧会とが行われました。

この施設は、企業・大学・行政などが交流して脱炭素技術開発研究に取り組むために、天然ガス原油生産大手の「JX石油開発」が、胎内市にある中条油業所内につくったものです。

この建物では、太陽光発電・小型風力発電・地中熱発電や自然エネルギーだけで、ほぼ全ての電力をまかなっています。

今後は、県産バイオマスも使って、炭素を減らす技術の開発を進めるほか、油業所内にある天然ガスの採掘抗に炭素を閉じ込める研究も行いたいとしています。

【JX石油開発 門澤伸昭 所長】
「ただ地下から化石燃料を出すだけでは良くないというところが一番ありまして、脱炭素について皆さんと一緒に考えていく機会が得られることが一番大切だなと」

この新たな施設についてJX石油開発では、脱炭素に関心がある企業や大学などに利用してほしいと話しています。

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