6月3日に降ったひょうによる長野県内の農作物への被害額は、東信地方の3つの市と町で合わせて6000万円余りにのぼることが、新たにわかりました。

東信地方では6月3日の午後、直径5ミリから10ミリほどのひょうが降り、レタスやキャベツなどの葉物野菜に穴が開いて、変色するなどの被害が出ました。

被害額は4日時点の速報値で、佐久市、軽井沢町、御代田町で1000万円余りにのぼるとみられていましたが、県農業政策課によりますと、これまでに6000万円余りとなることが新たにわかりました。

被害が大きかったのは、御代田町のレタスやブロッコリー、キャベツで4700万円余り。

佐久市では、ももやプルーン、ブルーベリーといった果樹にも、650万円余りの被害が確認されました。

県は被災した農家に対し、栽培管理に関する技術指導を行っているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。