札幌市の北海高校で、5月、専任講師が授業中の生徒1人に対して体罰を加えたとして、学校法人が、この講師を停職処分にしていたことがわかりました。

5月24日付で停職処分となったのは、北海高校に勤務する専任講師です。

生徒に対し顔を平手で叩く体罰を加える(北海高校 札幌市豊平区)

 北海高校を運営する学校法人北海学園によりますと、5月9日、教室で授業中、専任講師が生徒に対し、顔を平手で叩く体罰を加えました。

生徒から、別の教員に相談があったため、学校側が調査を進めた結果、専任講師を停職処分としました。

専任講師「授業態度が良くなかった」と話す(北海高校 札幌市豊平区)

 専任講師は、「授業態度が良くなかった」などと話したうえで、体罰の事実を認めていて、本人の申し出により、6月末で退職するということです。

北海高校は、この事案について、17日、在校生に対して全校集会で説明し、保護者にも文書で謝罪しました。

全校集会で在校生に説明、保護者には文書委で説明(北海高校 札幌市豊平区)

 北海高校は「信頼回復に向け、より一層の体罰根絶と服務規律の徹底に努める」とコメントしています。

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