鹿児島市で15日から始まった九州高校ラグビー大会。県代表の鹿児島実業と鹿児島工業が九州の強豪に挑みました。

県予選2位のチームで争われる、2位ブロックの準決勝。鹿児島工業は、宮崎の日向と対戦しました。

工業は前半11分。ウィングの鮫島が右サイドを抜け先制のトライ。しかし、直後に日向もトライを返し、試合は一進一退の展開に。

後半、リードを守っていた工業でしたが、残り10分を切った後半22分、日向に逆転を許します。それでも、粘り強く攻め続けた試合終了間際、センター吉富が抜け出すと、得意だという「駆け引き」からのフェイントで相手を振り切り、逆転のトライ。

27対21で接戦を制した鹿児島工業が、決勝進出を決めました。

(岩城廉キャプテン)「諦めない気持ちや最後まで走り切る気持ちが、一つになったからこそ逆転して勝利できた。(決勝では)新人戦で敗れた大分舞鶴と対戦できるので挑戦したい」

県予選1位チームのトーナメントには、鹿児島実業が出場。宮崎の高鍋相手に前半から苦しい展開が続きます。後半6分、プロップの宮田が意地のトライを挙げましたが、57対5で敗れ、初戦突破とはなりませんでした。

決勝戦は18日に行われ、鹿児島工業は大分舞鶴と対戦します。

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