若い世代に建設現場の仕事を知ってもらおうと山梨県立甲府工業高校で初の民間技術者による体験実習が行われました。

体験実習は建設業大手の清水建設が企画したもので、県内の建設業者3社の技術者が指導に当たりました。

実習には甲府工業建築科の2年生と3年生が参加し、鉄筋の結束やコンクリートを流し込む型枠の設置、それに塗装の仕上げの技術を学びました。

生徒は:
「釘を打つなど普段できないことができて楽しかった」
「現場の話を聞きながら実習できるのは貴重な体験だと思う」

清水建設 東京支店山梨営業所 中田隆太さん:
「職人の年代が上がってきていて若い人がいないので、10年後、20年後を見据えた時に次の人材が必要になってくる」

甲府工業で民間企業の技術者が生徒に技術指導を行うのは今回が初めてということです。

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