7月1日からの富士山の夏山シーズンに、山梨県側の5合目で初めて行われる、登山者を規制するためのゲートの設置が完了しました。
山梨県は7月1日に始まる富士山の夏山シーズンで、混雑や弾丸登山を防ぐため吉田口登山道の5合目に仮設ゲートを設け、午後4時から翌日の午前3時までと、1日の登山者数が4000人を超えた場合にゲートを閉め、登山を規制します。
17日完成したゲートは高さおよそ1.8ｍ、幅8ｍで周囲の景観にマッチするよう木目調になっています。
ゲートには夏山シーズン中は24時間、2人以上の警備員が常駐します。
山梨県知事政策局 大谷和生政策企画監：
「全国初の試みになりますが、こうした取り組みで登山者の安全を確保していきたい」
山梨県側では今年の夏山シーズンに1人あたり1000円の協力金＝いわゆる入山料とは別に、1人2000円の通行料も登山者から徴収します。
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