6月17日は、前線の影響で西日本では広い範囲で午前中から雨が降っていて、気象庁は昼前、「九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より13日遅れの梅雨入りです。
18日にかけては近畿地方でも大気が非常に不安定な状態となり、雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みで、JR西日本は18日朝の計画運休も視野に検討を進めています。
四国の徳島県では18日午前中、線状降水帯の発生のおそれがあり警戒が必要です。
とはいえ、まだ梅雨入りしていない近畿地方。曇り空となった京都の三室戸寺では、梅雨の花・アジサイがすでに見ごろを迎えています。
(参拝者)「いろんな種類が見られた。すごくきれいですね」
(参拝者)「(アジサイといえば)梅雨を思いますけど、きょうも蒸し暑いですね」
雨よりすでに暑さの印象が先行するいまの気候に、こんな声も…
(街の人)「(梅雨が)来るんだったら早く来て、短い期間で終わってほしいです」
(街の人)「6月で真夏日みたいな感じというのは、日ごろから比べると暑いですね。異常ですね」
そんな中、大阪の阪神梅田本店では梅雨入りに備えて傘のフェアも開かれています。広げるとすっぽり、雨も日差しも防げる晴雨兼用の、手のひらサイズの超コンパクトな傘も並んでいます。
(記者リポート)「こちらの傘には扇風機がついています。首元に大変涼しい風が当たります」
内側に扇風機がついているなど、梅雨を快適さで乗り切る傘も増えているということです。
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