組織的に女性従業員に売春をさせていたとしてデリバリーヘルス店を運営するグループの4店舗が摘発され、店の責任者ら23人が警視庁に逮捕されました。

売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、デリバリーヘルス店の責任者・東岡政喜容疑者(51)と上門潤容疑者(47)ら23人です。

23人は、今年の4月から先月にかけて複数の女性従業員を都内のホテルに派遣し、売春相手の男性を紹介した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、東岡容疑者らのグループは、五反田や新橋などでデリバリーヘルス店を4店舗経営していて、そのうちの2店舗では少なくとも年間12億円を売り上げていたとみられています。

取り調べに対し、東岡容疑者は「その店ではやっていない」と容疑を一部否認し、上門容疑者は黙秘しているということです。

逮捕者23人は、警視庁が売春を斡旋したとして一度に摘発した人数では過去最多だということで、グループの全容解明を進めています。

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