札幌市南区で、里子の10歳未満の男の子に暴行を加えた疑いで里親の男が再逮捕され、17日、送検されました。
 児童相談所は男の自宅を訪問していましたが、暴行の実態は把握していなかったということです。

 札幌市南区藤野の自営業・池田龍容疑者(38)は、2月20日、自宅で同居する里子の10歳未満の男の子の顔を殴るなどの暴行を加えた疑いで、17日、身柄を検察庁に送られました。
 池田容疑者は、里子複数人を家庭の中で預かる「ファミリーホーム」を自宅で運営していました。

 札幌市児童相談所によりますと、池田容疑者の自宅には年に2回、職員が訪問し、虐待などの問題がないか、本人や関係者から聞き取りを行っていましたが、異常は確認されず、暴行の実態は把握していなかったということです。
 池田容疑者は「何も覚えていません」と容疑を否認しています。
 池田容疑者は3月、別の里子の10代の男の子を蹴ってけがをさせた疑いで逮捕され、起訴されています。

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