パリオリンピックの代表に内定している競泳の水沼尚輝 選手が17日、新潟医療福祉大学で開かれた壮行会で「決勝進出を目標に」と決意を述べました。

大きな拍手で迎えられたのは競泳 男子100メートルバタフライでパリオリンピック出場を決めた新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝 選手です。

後輩から、「ゴリラお兄さん」の愛称で慕われているという水沼選手。

オリンピック出場は東京に続き2大会連続でパリでは競泳チームの主将を務めます。

【水沼尚輝 選手】「普段みんなと生活しているとき力を温存していて優しいゴリラで、でもレースになったら本気モードのゴリラで戦っていく。そんなキャプテンになるのが理想像」

東京では100メートル バタフライで決勝進出を逃したものの、400メートルのメドレーリレーで6位入賞に貢献した水沼選手。

パリでの目標は…
【水沼尚輝 選手】「決勝に出場するのが一番の目標になってくる。おそらく決勝の舞台になれば、楽しみ、わくわくな感情が出てくると思うので、おそらくベストタイムは出せるんじゃないか」

そして、学生へ向けてメッセージを送りました。
【水沼尚輝 選手】「この大学に入学して正直僕はオリンピック選手になる理想像は持っていませんでした。皆さんはこれから楽しい人生、いろいろな苦楽もあると思いますが、そういうことも全て自分の糧になると思って、とにかく自分自身を信じて突き進んでもらえたら」

水沼選手は午後4時過ぎから報道陣に練習の様子を公開。

もともと後半の強さが持ち味の水沼選手ですが、さらに粘り強さを強化しようとトレーニングを続けているということです。6月にはオリンピック前最後の国内レースとして長岡市で開催される大会に出場する予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。