JR博多駅前で元交際相手を刺殺したとして殺人・ストーカー規制法違反などの罪に問われている寺内進被告(32)の初公判が開かれました。

寺内被告は、冒頭の罪状認否で殺人の罪について認める一方、ストーカー規制法違反の罪については否認しました。

起訴状によりますと福岡市博多区の飲食店従業員・寺内進被告(32)は、去年1月16日
・JR博多駅前の路上で、元交際相手の川野美樹さん(当時38)の胸や背中、頭などを包丁で複数回刺して殺害したとされる殺人の罪
・おととし11月にストーカー規制法に基づき、川野さんにつきまとい等をしてはならない旨の禁止命令を受けながら、勤務先から帰宅する川野さんを待ち伏せし、つきまとったとされるストーカー規制法違反の罪
などに問われています。

きょうの初公判で、寺内被告は、「刺したことは、間違いないですが、待ち伏せしたことは違います」と述べ殺人の罪については、起訴内容を認めましたが、ストーカー規制法違反の罪については起訴内容を否認しました。

この裁判は、今月24日に結審し今月28日に判決が言い渡される予定です。

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