自民党の石破茂元幹事長が高知県南国市で講演し、政治とカネの問題について申し訳のないことだとした上で、国民を大事にする日本を取り戻したいと述べました。

石破元幹事長は南国市で開かれた自民党高知県第一選挙区支部大会に出席し、講演を行いました。この中で派閥の政治とカネの問題について「いくらお詫びしても足りない」とした上で、「国民に対し日本は何をすべきなのか語らなければならない」と述べ、緊急事態に国民を守るための組織を作りたい考えを示しました。

■自民党 石破茂元幹事長
「最悪の事態が起こってもどうやって国民1人1人を守るんってことを朝から晩まで考えてる役所っていうのは日本に必要だと私は思っています。東京は世界で一番危ない街ですからね、ここを人口減らしていかないとこの国は持たないですよ。そういう議論をするための国民保護省みたいなものをどうしても作りたいと思っています」

その上で、石破元幹事長は「もう一度国民を大事にする日本、決して安売りをしない日本、そして世界で責任を果たせる日本を維新の地である高知からぜひ取り戻してほしい」と述べました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。