「奥津軽虫と火まつり」が15日夜、青森県五所川原市で開かれ、「五穀豊穣」や「悪疫退散」などを祈って高さ20メートルの巨大な虫人形に火が放たれました。

五所川原市の岩木川河川敷で15日に行われた祭りでは五所川原神明宮で採火された「忌火」が会場に移されました。祭りの元となる木彫りの竜の頭に稲わらの胴体の「虫」が会場を練り歩き、祭りに参加した人たちが松明を手に「お焚き上げ」を行いました。祭りのクライマックスでは高さ20メートルの巨大な虫人形に火が放たれる「大虫昇天」で奥津軽の夜空を焦がし、まつり参加者や観客などおよそ4000人が見守りました。

※五所川原青年会議所 石田潤理事長
「地域の皆様のおかげで無事滞りなく終われたことでほっとしています」

祭りを主催する五所川原青年会議所では、奥津軽に伝わる貴重な風習を火まつりとして長く継承していきたいとしています。

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