香川県から広報リリースが届きました。そのタイトルは「貝毒検査の結果について」です。

播磨灘沿岸海域で「麻痺性貝毒」を検出

詳細は以下の通りです。きのう(14日)実施した貝毒検査において、播磨灘沿岸海域の「養殖マガキ」に、国の定める規制値を超える「麻痺性貝毒」が検出されたということです。

これを受け、播磨灘海域で13日~14日に出荷された「天然イワガキ」については、出荷業者が自主回収・出荷自粛を行っています。なお市場には播磨灘海域で生産された二枚貝は流通していないとのことです。

その播磨灘沿岸海域とは?【画像①】の地図をご参照ください。

【画像①】

「加熱しても毒性は収まらない」貝毒 症状は?

その「貝毒」とはいったい何なのでしょうか?香川県によりますと、主に「二枚貝」が、人に有害な毒素(有害なプランクトンなど)を体内に蓄積すると「貝毒」を持つようになるということです。その「貝毒」の成分は、熱に強く、加熱しても毒性は収まらないとのことです。

【画像②】

もし「麻痺性貝毒」を持つ二枚貝を食べると...
・食後30分で舌・唇がしびれる
・重症の場合は体が思うように動かなくなる
のだそうです。

また、「下痢性貝毒」の場合は、食後30分~4時間以内に下痢の症状が現れるのだそうです。

これらの症状が出た場合は、速やかに医師の処置を受けてほしいとしています。

香川県では、「安全性が確認されるまで、播磨灘沿岸海域の潮干狩りなどで採れた二枚貝は食べないように」と呼び掛けています。くれぐれもお気を付けください。

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